株式会社スフレ

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株式会社C-GRAT 改め 株式会社スフレ

バイラルマーケティングの5事例から成功のポイントを解説

インターネットの普及で多くの人がスマートフォンやパソコンを使うようになり、企業のマーケティング手法も大きく変化しました。特に消費者の口コミを利用するバイラルマーケティングは、企業の認知度や売上を高める効果が非常に高いことから、マーケティング戦略として取り入れる企業も増えています。この記事では、バイラルマーケティングの概要と注意点、5つの成功事例を紹介します。




バイラルマーケティングとは?

まずは、バイラルマーケティングとはどのようなマーケティング手法で、似た言葉にどのようなものがあるかを解説します。

バイラルマーケティングの概要

バイラルマーケティングとは、インターネット上の口コミを使って、企業のブランドや商品、サービスなどの魅力を拡散するマーケティング手法のことです。あたかもウイルスのように情報が広がっていくことから、「ウイルス性の」という意味をもつ「バイラル(Viral)」という名称がつけられました。

情報を拡散するためのツールとしては、主にSNSが多いようです。SNSは新聞広告やチラシなどとは違って、企業が直接働きかけなくても消費者が自発的に情報を広めてくれるため、バイラルマーケティングにおいては、集客効果や売上の向上を見込める重要なツールです。なお、SNSによって拡散されたコンテンツをバイラルコンテンツといいます。

バズマーケティングやインフルエンサーマーケティングとの違い

バイラルマーケティングと似たような言葉に、バズマーケティングがあります。口コミを使って消費者に情報を拡散するという意味ではどちらも同じなのですが、バズマーケティングは企業が積極的に情報発信する点が異なります。一般的な例として、企業が指定したキーワードをSNSに投稿すると抽選で商品がもらえる、といったキャンペーンを見たことがある人も多いでしょう。

バイラルマーケティングの場合も、情報が拡散されるような仕組みは企業が考えますが、本当に情報を拡散するかどうかは、あくまでも消費者にかかっています。つまり、情報を拡散するために、企業がどのくらい積極的に関わっているかという点が2つのマーケティング手法の違いです。

もう1つ、インフルエンサーマーケティングという手法も、バイラルマーケティングとよく似ています。インフルエンサーマーケティングは芸能人や人気YouTuberなど、知名度の高い人、いわゆるインフルエンサーに協力してもらって商品やサービスなどの魅力を拡散するマーケティング手法です。

バズマーケティングと同じように、企業から依頼されたインフルエンサーが、積極的かつ計画的に情報を拡散していきます。そのため、拡散するかどうかの判断を消費者の判断に委ねるバイラルマーケティングとは異なります。

バイラルマーケティングについて、さらに詳細を知りたい人は、「バイラルマーケティングとは? 概要と取り組み方を解説」をご覧ください。




バイラルマーケティングの特徴

企業がバイラルマーケティングを採用する場合、担当者は次のような点に留意しながら実行する必要があります。

バイラルマーケティングのメリット

バイラルマーケティングのメリットは大きく2つあり、1つはコストを最小限に抑えることができる点です。バイラルマーケティングでは、消費者自身が商品やサービスの魅力を拡散してくれるので、広告代理店や出版社、インフルエンサーなどに対する費用が発生しません。これは、予算が限られている中小企業やまだ起業したばかり企業などにとっては非常に大きなメリットです。

もう1つは、消費者から信頼され話題になりやすいという点です。バイラルマーケティングは、商品やサービスを提供している企業が主体になって宣伝するのではなく、消費者が他の消費者に対して拡散していくため、共感を得られやすいのです。

例えば、情報を発信している人が友人や家族、信頼している人、著名人などであれば、「それなら私も買ってみよう」と考えてもらいやすくなります。コスト面はもちろんですが、このように信頼を得られやすいというメリットがあることも覚えておきましょう。

バイラルマーケティングの注意点

バイラルマーケティングのメリットを十分に享受するために、2つのリスクについても理解しておく必要があります。

1つ目のリスクは、発信した情報の内容によっては、逆に企業の印象を損なってしまう可能性がある点です。例えば、あきらかに商品を買わせようとしている書き方や、何人もの消費者が同様の書き方をしてしまうと、企業が宣伝のために情報拡散していると思われてしまいます。また、純粋に商品のマイナス要素について、企業側が想定している以上に拡散される可能性もあります。このようなネガティブな印象を与える情報も、SNSではあっというまに拡散され企業側でコントロールができなくなる場合があるため、バイラルマーケティングの計画は慎重に立てていく必要があります。

2つ目のリスクは、一斉送信ツールを使ってしまうと、スパムだと疑われることがある点です。スパムとは、不特定多数の消費者に対し、メッセージを一斉に送りつける行為です。かつてはメールを使ったスパム行為が主流でしたが、現在ではSNSでメッセージを一斉送信するツールも存在します。バイラルマーケティングのつもりがスパム行為と判断されて、トラブルに発展するといった事態にならないように注意しましょう。




バイラルマーケティングの成功事例5つ

実際にバイラルマーケティングを活用して成功した事例は数多くあります。ここでは5つの企業を紹介しますので、バイラルマーケティングを実行する際の参考にしてください。

株式会社ブシロード

株式会社ブシロードは、カードゲーム、キャラクターグッズ、ゲームソフトなどの開発から販売までを手がけています。メインターゲットである中高生の間での話題作りを狙って、学校を介して配布されるノートの制作を株式会社スフレに依頼しました。

ノートには、スマートフォン向けアプリゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の案内やメッセージなどが掲載され、SNSまでの動線も作られています。結果として、「#バンドリノート」というハッシュタグで多くの投稿が自発的に生まれ、4,000リツイートを超える反響があるなど、話題作りに成功しました。

株式会社ロッテ

株式会社ロッテは、チューインガム「Fit’s」の主要ターゲットである若者の間口を広げたいと考え、2017年にPRのためにあえてテレビCMを利用せずにSNSを用いた戦略を展開しました。YouTubeでは、中高生に人気の俳優やアイドルを起用した動画「2年F組Fit’s 組」を公開。動画の登場人物たちがTwitterにコメントを投稿しました。その結果、動画再生回数は開始1ヵ月で1,000万回再生を突破。動画に出てくるダンスを「踊ってみた」という動画も投稿され大きな話題を呼びました。

キリンビール株式会社

キリンビール株式会社は、若年層とのコミュニケーションをとりたいと考えInstagramのアカウントを開設しました。キリンビールに関係する画像を収集することで、消費者目線の新しい切り口をもったコンテンツ作りに成功しました。制作したコンテンツを投稿した結果、通常の投稿と比べると平均135%の高いエンゲージメント率(いいね、シェア、コメントなどのリアクションの発生率)を獲得しました。

株式会社エイチ・アイ・エス(H.I.S)

旅行代理店の株式会社エイチ・アイ・エスは、Instagramアカウント「タビジョ」を開設しました。情報拡散を狙ったハッシュタグ「#タビジョ」は、旅行先で多くの消費者に使用され、141万件以上もの投稿がありました。アカウント「タビジョ」のフォロワー数自体も8.6万人を超えています。「それなら自分も旅行してみたい」と思える魅力的なハッシュタグを活用することに成功した事例です。

ユニリーバ

190ヵ国でブランドを展開するグローバル企業、ユニリーバは「ダヴ:リアルビューティー スケッチ」という動画を制作しました。これは米国連邦捜査局(FBI)の似顔絵捜査官が、同じ女性に対し2枚の似顔絵を描くというものです。1枚は、女性本人が自分の容姿を描写したメモに基づいて描かれ、もう1枚は、第三者による女性の容姿の説明に基づいて描かれました。その結果、2枚は全く異なり、後者の絵の方が美しく事実に近いことが表現されました。「女性は自分が思っている以上に美しい」ということを示したこの動画は、公開後わずか12日間で5,000万人が視聴し、現在でも再生回数は伸び続けています。




ターゲット層が「共有したい!」と思う施策を

自社の商品やサービスの購買層が「共有したい!」と思えるようなコンテンツ作りを意識してバイラルマーケティングを活用すると、低コストでも幅広く情報が拡散され、商品の売上や認知度が向上する効果が期待できます。

若年層をターゲットに口コミを拡散したい場合は、株式会社ブシロードの成功事例でも採用された、株式会社スフレが提供している「応援ノート」という選択肢があります。「応援ノート」は、学校で無料配布されるため信頼度が高く、企業のコンテンツの案内やメッセージなどを直接的に届けられるサービスです。また、ノート中面に掲載したQRコードを介してWebへの導線を作ることも可能です。一度検討してみてはいかがでしょうか。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。




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