株式会社スフレ

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株式会社スフレに社名変更しました

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株式会社C-GRAT 改め 株式会社スフレ

O2O成功事例5選!事例からひも解く成功ポイントとは?

近年取り入れる企業が増えてきているO2Oですが、具体的にどんな施策があるか分からない、成功させるコツを知りたいという人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、これからO2O施策を取り入れたいとお考えの方に向けて、O2Oのメリットや成功事例、成功ポイントをご紹介します。

O2Oとは?

O2O(Online to Offline)とは、文字通り、オンラインからオフラインへ誘導するマーケティング施策のことを指します。例えば、オンラインで商品を注文し、実店舗で受け取る、オンラインで予約を行い実際の場所でサービスを受けるなどの施策が挙げられます。




O2Oがなぜ重視されるのか

各企業がO2Oというマーケティング施策を重要だと捉えている背景には、インターネットの普及により、オンラインでの情報収集や商品購入が一般化したことがあります。それに加えて、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって、実店舗での販売よりもECサイトでの販売が重視されるようになったことが、さらなる追い風になったと考えられます。

O2Oについて詳しくは「O2Oとは? 概要から具体的な施策内容までわかりやすく解説」をご覧ください。




O2Oのメリット

新規顧客の獲得がしやすい

O2Oの主な目的は新規顧客の獲得ですが、その獲得のしやすさもメリットの1つです。

オンラインを活用するO2Oは、ウェブサイトやSNSなどで多くの人に情報を発信することができるため、これまで実店舗の存在を知らなかった層にもアプローチすることができます。

効果測定がしやすい

O2Oは、施策の効果測定がしやすいというメリットがあります。例えば、オンラインでのキャンペーンの成果を、オフライン(実店舗)で使われたクーポンの数や、店舗への来店数などで容易に測定することができます。

また、効果測定をすることで、PDCAを効率的に回すことができるため、より効果的なO2O施策へつなげることができます。

リピーター獲得を期待できる

オンラインによる情報発信は、リピーターの獲得にも効果的です。

例えば、定期的に情報発信や告知、実店舗のみで使用可能なクーポンの配布などを行うことで、既存顧客の再来店を促す施策があります。また、過去に実施したO2O施策のデータをもとに、顧客一人一人にパーソナライズされた施策も実施すれば、ファンの増加も期待できます。




O2Oにおいて重要なチャネル・手法

ECサイト

ECサイトを活用することで、地域や時間を問わず商品を購入できる機会が増え、販売チャネルを拡大することができます。例えば、ECサイトを通じて商品を購入した顧客に対して、実店舗でのサービスや特典を提供することで、実店舗への誘導効果を高めることも可能です。

また、ECサイトで収集した顧客の購買履歴やアクセスログなどの情報を実店舗と共有することで、顧客の嗜好やニーズに合ったサービスの提供が可能になり、顧客体験を向上させることができます。

SNS

O2OではSNSも重要な役割を果たします。特に若年層など、SNSを積極的に利用する層に対しては、効果的なアプローチが可能です。SNSはリアルタイムで顧客と直接コミュニケーションを取ることができるため、新商品の情報やキャンペーン情報を発信し、顧客の再来店を促すことができます。SNSを活用する場合は、質問やクレーム対応なども迅速かつ適切に行いましょう。

アプリ

アプリのプッシュ通知やお知らせ等を利用して、実店舗へ誘導することが可能です。例えば、来店でポイント付与や、実店舗のみで使えるクーポンを発行するなどのキャンペーンが効果的です。アプリに会員証の機能をつけることで、実店舗での購入履歴もデータで管理することができます。また、アプリ上で予約や注文が可能になるなど、顧客にとっての利便性も向上します。

QRコード

QRコードを活用することで、簡単に顧客とのつながりをつくることができます。例えば、友達登録のQRコードを実店舗に掲示し、顧客のスマートフォンで読み込んで登録してもらうという方法があります。友達登録してくれた顧客に対し、お得なキャンペーンやクーポン、新商品に関する情報など配信することで、新規顧客の再来店を促すことができます。

位置情報

スマートフォンの位置情報を利用することで、顧客の近くにある実店舗の情報を提供することができます。例えば、顧客の近隣店舗のキャンペーンやセール情報を配信することで、来店を促すことができます。その他、来店するだけでポイントが貰えるサービスを実施すれば、広告費をかけずに自発的な来店を促すことができます。




O2Oの成功事例5選

実際にO2O施策に成功した事例は数多くあります。ここでは5つの企業を紹介します。

ニトリ

ニトリは、「O2O推進室」という部署を設置し、O2Oの取り組みを強化しています。ニトリの公式アプリには、「カメラdeサーチ」という機能があります。これは、スマートフォンで撮影したニトリの商品写真や画像をアプリに読み込むと、商品検索ができる機能です。さらに、ニトリ以外の商品でも、イメージに近い商品を検索することができます。商品名や品番が分からなくても、写真を撮るだけで簡単に商品を検索できるため、購入の際の手間やストレスを軽減することができます。

ユニクロ

ユニクロでは、2019年に「#UniqloLifeWear」というInstagramを活用したキャンペーンを実施しました。このキャンペーンでは、ユニクロの商品を着用した写真をInstagramに投稿すると、ユニクロの公式アカウントから「いいね!」がもらえるというものでした。また、投稿には「#UniqloLifeWear」を付けることが必要で、キャンペーン期間中に最も多く「いいね!」を集めた投稿には、ユニクロの商品がプレゼントされるという特典もありました。このキャンペーンにより、商品の認知度向上やフォロワーの増加、店舗への来店促進につなげています。

タリーズコーヒー

タリーズコーヒーでは、2020年2月に「#タリーズマグチャンス」というTwitterを活用したキャンペーンを実施しました。このキャンペーンでは、キャンペーン期間中にタリーズコーヒーの店舗で「タリーズミルクティー」を購入すると、タリーズコーヒーのオリジナルマグカップがもらえるというものでした。このキャンペーンにより、顧客が店舗に足を運ぶきっかけとなっています。

Starbucks

スターバックスは、オンライン注文システムを導入し、公式ウェブサイトまたはモバイルアプリを使用して、顧客が店舗に到着する前に注文を行えるようにしています。顧客は、オンラインでコーヒーや軽食をあらかじめ注文し、すぐに店舗で受け取ることができます。これにより、店舗で注文する手間や待ち時間を省くことができ、スムーズに購入することができます。

ローソン

ローソンでは、「ローソンマップ」を活用したO2O施策を展開しています。このサービスは、ローソン店舗の位置情報を提供するだけでなく、店舗限定のクーポン情報や商品情報を提供しています。また、店舗に行く前に在庫状況を確認することもできます。




O2O施策を成功させるポイント

O2Oを成功させるには、顧客の記憶に残る良い体験を提供することが重要です。例えば、店舗内に限定商品や限定サービスを設けたり、来店でポイントを付与したりすることで、実店舗でしかできない特別な体験を提供することができます。また、店舗内での商品の試着や体験コーナーの設置なども、顧客にとって良い体験を生み出すことができます。

そして、顧客が実際に体験したことを共有できる環境をつくりだすことも大切です。例えば、店舗内での写真撮影や、SNSでの共有を促すキャンペーンなども、顧客が店舗に来店したことを共有するために有効な手段となります。

また、O2Oから更に一歩発展した、OMO(Online Merge Offline)の観点も重要です。OMOは、スマートフォンが普及し、ネット環境が整備されることで、いまやオンラインとオフラインの境目が曖昧になってきています。オンラインでの情報収集や購入が当たり前になっている一方で、実店舗での商品購入やサービス利用も依然として多くの人々にとって必要不可欠なものであり、オフラインの存在も重要です。

顧客がオンラインとオフラインのどちらを利用しても満足できるよう、OMOの観点も忘れずに取り入れることが大切です。

OMOについて詳しくは「OMOとは?マーケティングに欠かせない基礎知識と活用事例」をご覧ください。




O2Oで新規顧客とリピーターの獲得を

顧客の購買行動はどんどんデジタルシフトしていき、今後ますますO2Oが普及していくことが予想されています。オンラインと実店舗それぞれの良さを活かし売上向上を目指すなら、O2Oの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

若年層をターゲットにして、このようなオンラインとオフラインを併用したマーケティングを検討している場合は、スフレの「応援ノート」という選択肢もあります。「応援ノート」はノートの中面に企業のコンテンツやメッセージを載せ、学校などの教育機関を通して子どもや学生にノートを無料配布できるサービスです。ノート内にQRコードを付けるなどして、オンラインへと誘導することも可能です。学校で配布されるため信頼度が高く、企業の想いを直接的に届けられます。一度検討してみてはいかがでしょうか。






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