早稲田大学教育学部
- 業種大学
- 課題学部の本当の特徴を高校生に知ってほしい
オープンキャンパスに来ていただく際など、学生に直接アプローチできるタイミングは限られます。
早稲田大学 教育学部さまでは「応援ノート」を用いることで、学生へアプローチする機会を増やしたいという課題に取り組まれました。
数ある広告媒体のなかで、なぜ「応援ノート」を選んでいただいたのか、また実際に利用してみた効果はいかがだったのかを伺わせていただきました。
時任さんの担当領域について改めてお伺いさせてください
広報担当として、おもに高校生向けに「早稲田大学の教育学部に進学したい」と思ってもらえるよう、学部パンフレットの製作やオープンキャンパスの企画・運営などに携わっています。
早稲田大学教育学部の本当の特徴を高校生に知ってほしい
どのような課題をお持ちでしたか。
早稲田大学教育学部では、2023年度の一般選抜(2023年4月入学)より入試制度が変わります。そのタイミングで高校生にアプローチできる施策を探していました。これまで、パンフレットやオープンキャンパス以外の施策をあまり行っていませんでしたが、入試制度が変更となるこのタイミングで、施策の幅を広げて高校生にアプローチしたいと考えていました。
どうしても教育学部というと「学校の先生になるための勉強をするところ」だと思われがちです。しかしながら早稲田大学の教育学部は、教員免許状の取得を卒業要件とせず、文系・理系にわたる多様な分野に触れ視野を広げることができるところが特徴的だったりします。
そういった学部の特徴は、ホームページではなかなか伝わらず、教員免許状取得に関心がある高校生以外にはそもそも興味を持ってもらうことも難しいという課題がありました。
そこで、高校生に直接リーチでき、学部の魅力が伝わるような施策ができないかと複数の施策を検討をしていました。
複数社検討されていた中で、弊社を選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。
媒体選定にあたって、他社さんも含めて何度か打ち合わせを行いましたが、スフレさんが一番親身になってくれたのと、効果の高さへの説得力がありました。
最初は、高校生の手元に直接届けられなくても、学校の前などにラックに入れて設置する方法も良いのではないかと考えていました。ただ、どうすれば予算内でいかに効率的に高校生へリーチできるかという質問をした際に、スフレさんは「やはり高校生の手元に直接届けるほうが効率的にリーチできますし、効果が高いです。」ときちんとフィードバックをいただけました。手法を提案するだけではく、限られた予算で効率的に成果に繋げるためのアドバイスをいただけ、信頼できるなと思いスフレさんへお願いしました。
また、早稲田大学教育学部への進学を考えてくれる生徒の手元に届くよう、アプローチする学校もご提案いただき、効率的にリーチしたいというわたしたちの希望を汲んで一緒に取り組んでいただけたのも良かったです。
大切にしてきた直接アプローチできる機会を別の方法で生み出したい
実際ご利用いただいた感想・印象はどうでしたか。
これまで実施してきた施策は、おもにノベルティの配布です。オープンキャンパスで学部パンフレットを挟むクリアファイルでしたり、配りやすいボールペンなどを製作していました。
しかしながら、ノベルティにはロゴを入れるだけで精一杯で、伝えたいメッセージをデザインすることができていませんでした。その点、応援ノートはデザインできるスペースが充分にあるので、メッセージやアピールしたいことを十分に伝えられたのが、非常に良かったなと思っています。
実際に完成した応援ノートを確認しましたが、パンフレット以外でこれだけ学部のアピールをできるものは今までありませんでした。また、ノートという実用性もあり、受け取った生徒が実際に使う機会に繰り返し目にしてもらえますよね。実物を見て高い効果が期待できるなとも思いました。
今後目指していくところ、方向性を教えてください
いままで教育学部の広報は、オープンキャンパスで実際に大学にきてもらい、パンフレットやノベルティを直接手渡しできる機会を大切にしていましたが、ここ数年のコロナの影響による時代の変化で、なかなか大学に直接きてもらうことが難しくなりました。
今年のオープンキャンパスは対面ですが、それでもコロナ前に比べ半分くらいに入場者数をおさえて行います。今後もきっと、コロナ前のようなかたちで施策を実施することは難しいですよね。
その中で、もちろんウェブサイトを充実させたり、SNS広告を取り入れたりなどのオンライン施策も大事で、少しずつ強化をしていきたいと考えています。一方で、これまで大切にしてきた高校生へ直接アプローチできるオープンキャンパスのような機会を、応援ノートのような新しい施策を踏まえていかに作っていけるか、これからも考えていかなければいけないなと思っています。