キーコーヒー株式会社
- 業種食品
- 課題若年層のコーヒーファンを増やしたい
2020年に創業100周年を迎え、「コーヒーに関して、信頼度No.1の会社であること」を目指し、圧倒的なブランドを確立しているキーコーヒー株式会社様。
若年層の中でも10代へのアプローチに課題感をお持ちでした。今回は、なぜ若年層をターゲットとし、なぜ応援ノートをご活用いただいたのか、どのようにしてアプローチを成功させたのかをお伺いしました。
※広報担当の福角さま(左)、田口さま(右)
福角さまの担当領域について改めてお伺いさせてください
キーコーヒーの広報担当として、当社の行っている事業活動を社内外に広く知らせる活動をしています。主に担当しているのが、広報誌の制作や、WEB・雑誌媒体へのPR活動です。直近では、特に若年層に向けたPR活動に力を入れています。
若年層の中でも、10代の特定エリアに絞ってリーチをしたい
若年層に力を入れている理由を教えてください
コーヒーは現在、比較的中年層や高齢層の方に好まれ、飲まれ続けています。一方で10~20代の若年層にはあまり飲んでいただけていないのが現状です。そこで若年層へコーヒーの良さを知ってもらう様々な認知施策を打ち、20代に関しては「純喫茶」をフックにPR活動に成功しました。ただ、コーヒーを飲まない10代には、いまだ認知度UPが図れておらず、この世代がゆくゆくコーヒーを好きになって飲んでくれる・コーヒーに興味をもってくれるようなPR活動をすることが課題でした。
自由度の高いスペースで、SDGsをフックにコーヒーの魅力を伝えられた
最終的に応援ノートに決定したポイントを教えてください
実際にお話を伺って、アプローチする世代やエリアを細かくセグメントできる、バナーや裏表紙等に企業のPR要素が充分入れられるというところに魅力を感じました。また、私から「コーヒーの若年層の飲用度が低いので、どういったことをきっかけにテーマを作ればいいですか?」と相談したときに学校側に受け入れられやすい・小学生が興味をもちやすいコンテンツをご提案してくださったのも大きな採用決定ポイントとなりました。
応援ノートの実施で、10代へのアプローチは成功しましたか?
はい、直接手元に届きますし、10代の子どもたちが興味をもつSDGsをフックにしたことでコーヒーにも興味をもってもらいやすい内容を届けられたと思っています。
また、応援ノートは自由にデザインできるスペースが多くて、コーヒー抽出(SDGs)の話以外にも、コーヒー業界が問題視している、地球温暖化の影響で2050年にはおいしいコーヒーが充分に供給されなくなる可能性がある「コーヒーの2050年問題」に関しても訴求できたことは大きな収穫でした。小学5・6年生の子どもたちが大人になる頃においしいコーヒーが飲めなくなってしまうかもしれない。その未来をぜひ親御さんと一緒に考えてもらえたらうれしいです。
自社のPRをしつつも、子どもたちが楽しめる・役立つコンテンツ作りが大事
今後広報担当として目指していくことを教えてください
まだまだ若年層に対するコーヒーの認知度は低いと感じています。そのため今回のSDGsのようなコンテンツを通して、若年層やコーヒーにまだ興味のない方にもコーヒーの魅力を知ってもらえるような訴求をしていきたいと思っています。
これから応援ノートを活用する企業に向けてひとことおねがいします。
応援ノートはノートとして活用できるので手元に残る期間が長いのが特徴です。そのため企業が知ってほしいコンテンツが長い期間繰り返し目に触れるため、企業が伝えたい情報をより深く届けられる媒体だと思っています。スフレの皆さんも親身になってご提案してくれるので、安心して身を任せてお願いしていただければと思います!
おわりに 今回制作したノートについて
今回のノートは、10代の関心度が高いSDGsをテーマにしています。具体的には、『抽出後のコーヒー粉を再利用する、リサイクル図鑑』というメッセージです。でも実は、このテーマに着地する前はカフェオレの作り方など、コーヒーをベースに考えていました。
子どもたちが興味をもつテーマ × キーコーヒーの取り組みを知ってもらえる内容 × 子どもたちが楽しめるようなノートデザイン × 他施策とは異なる広告テイストの4つが叶えられたノートになっています。