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株式会社C-GRAT 改め 株式会社スフレ

出前授業とは? 企業のメリットや取り組み方、資料作成のポイントを解説

近年、各企業が積極的に行っている「出前授業」をご存じでしょうか。出前授業は学校におけるキャリア教育の一環として教育活動に取り入れられており、授業を受ける側だけでなく、授業を行う側にもメリットがあるものです。ここでは、出前授業の概要や学校側のメリットと企業側のメリット、出前授業の進め方などについて解説します。




出前授業とは

出前授業とは、企業に勤めている人や、税理士、弁護士などの社会人が講師となって、小中学校に出向いて行う授業のことです。授業内容は、企業や講師が得意としている分野をテーマすることが多いようです。

出前授業を通して、いつも学校で学んでいる各教科と社会との接点を知ることができるため、子どもは勉強することの意味について深く理解できます。また企業や講師側は、日本の将来を担う子どもたちを育成するという社会貢献をすることができます。




出前授業のメリット

出前授業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、授業を受ける子どもたちのメリットと、授業を行う企業や講師側のメリットに分けて解説します。

学校や生徒にとってのメリット

誰でも一度は、子どものころに「毎日こんなことを勉強して、いったいどんな意味があるのだろう?」と疑問に思った経験があるでしょう。出前授業を受けて、学校での勉強と社会や仕事との関係を学ぶことによって、このような疑問を解決できるというメリットがあります。

単に記憶するだけの勉強法と、将来何の役に立つかを理解したうえで勉強するのとでは、学習効果やモチベーションに大きな差が出るのはあきらかです。また、出前授業を通して、学校で学んだことを社会で生かす方法を知ることで、自分の力で答えを導き出す楽しさ、ものごとを自由に発想する楽しさなどを知るきっかけにもなるでしょう。

企業や講師にとってのメリット

出前授業を行う企業にとっては、自社の事業内容や商品に対する理解を深めてもらうことで、自社のPRになるというメリットがあります。

出前授業を通して、子どもたちはそれまでの「座学」から「生きた学び」を体験します。自らの学びがリアルな社会とつながっていることを体感することで、子どもたちはその企業を「認知」「共感」し、さらに自らの将来の進路を決めるうえでの大きな指針のひとつとするかもしれません。

また、出前授業を行うことで、社員が社会貢献を意識するようになり、仕事へのモチベーションが上がったり、子どもたちへの指導を通して自分の職場を客観的に見つめ直すことにつながったりします。出前授業に携わった社員たちは、自社のリソースや魅力を再確認できるのと同時に、授業を受けた子どもたちからのフィードバックを得ることで、自社の新たな一面を発見したり、逆に課題に気づいたりすることができます。

企業が教育に参画することは、それ自体が企業のイメージアップにつながりやすいことから、CSR活動として有効であることも、企業が出前授業を行う大きなメリットだと言えるでしょう。

なお、CSR活動について詳しく知りたい人は下記のリンクを参照してください。




出前授業のポイント

出前授業で大切なことは何でしょうか。ここでは、授業づくりにおけるコツや注意点、わかりやすい資料の作り方について解説します。特に、これから初めて出前授業をする人は、実施する際の参考にしていただき、オリジナリティあふれる授業をつくっていただければと思います。

出前授業づくりにおけるコツや注意点

出前授業を受けるの生徒は小中学生のため、話し方はゆっくりと、大きな声が基本です。言葉づかいもやさしく、できるだけわかりやすい言葉を選んで説明しましょう。子どもたちの緊張をほぐし、話し手に親近感を抱いてもらえるように、生徒たちが発言するときなどは、できるだけ近くまで歩み寄って視線を下げ、目線の高さも合わせます。

講義は講師側が一方的に話すのではなく、ときどき子どもに質問したり、発言する機会を設けたりするなどして、対話形式の授業を心がけましょう。

小中学生がわかりやすい資料の作り方

小中学生がわかりやすい資料を作るためのポイントは、できるだけ資料の枚数を減らすことです。そして、授業時間内にぴったりと収まるように、あらかじめ時間配分を計算しておくことも大切です。資料は文字だけでなく、イラストや図解、写真などをふんだんに使うと効果的です。

商品の実物や映像などを見せると、さらに授業が盛り上がります。特に小学生の場合には、生徒の学年に応じて習得済みの漢字のみを使うようにして、それ以外の漢字にはルビをふるのを忘れないようにしましょう。あらかじめ教員に、資料に目を通しておいてもらうと安心です。会社案内などを配布したい場合は、出前授業が終了してから教員に配布してもらいます。




出前授業の流れ

実際に出前授業が決まった場合に慌てないように、準備段階から授業を実施するまでの基本的な流れを把握しておきましょう。ここで紹介するのはあくまでも一例ですので、授業実施先の教員と相談しながら準備を進めてください。

出前授業の実施先の選定・交渉・調整

まずは、出前授業の実施日時と場所、生徒の学年と生徒数を確認しましょう。また、当日の待ち合わせ場所、教室の場所、必要に応じて駐車場の有無なども確認しておきます。特に出前授業を行う教室の設備(PC、モニター、スクリーンなど)については、授業内容にも関わることなので、念入りに確認しておきます。

出前授業の開発(内容や教材の作成)

出前授業の内容を決める前に、学校側が生徒たちに何を学ばせたいのかを確認しておく必要があります。教員から直接話を聞き、出前授業の目的をはっきりさせておきましょう。その際には、学校でどこまで勉強したかの生徒の習熟度や注意すべき態度や言葉づかいなども確認しておくといいでしょう。それができたら、いよいよ出前授業のテーマを考案し、教員の意見も聞きながら授業内容を固めていきます。

出前授業の実施

出前授業の当日は、自社や自分自身の紹介から始めます。そこから自然な流れで、子どもたちの興味を惹けるような話題を取り上げます。例えば、学校がある地域の最新ニュース、自分の子ども時代の思い出、子どもの共感を得られそうな趣味の話などです。

子どもたちの気持ちが盛り上がってきたら本題に入ります。出前授業では、ただ講義をするだけでなく、体験的な活動を盛り込むようにすると、子どもの関心を惹きやすいのでおすすめです。授業の最後の10分ぐらいは質疑応答の時間を設け、子どもたちが疑問に感じたことを解消するよう努めましょう。

出前授業の評価

出前授業が終わったら、子どもたちに感想やアンケートなどを記入してもらいます。このフィードバックによって、子どもたちの心に授業内容がどれぐらい響いたかを確認できるとともに、次の出前授業の開発に生かせます。

出前授業の準備段階から実施に至るまでの流れを見てきましたが、これらすべてを自社で行うのが難しい場合には、出前授業をサポートするサービスである「オーエンクラス」など、経験豊富な専門業者の力を借りるのもひとつの方法です。




よりよい出前授業にはサポートサービスの選択肢も

出前授業には、学ぶ側はもちろんのこと、提供する企業側にとってもメリットがあります。だたし、企業側が十分な成果を得るためには、それなりの経験と周到な事前準備が必要です。

小中学生に向けた出前授業なら、出前授業をサポートするサービスである「オーエンクラス」を利用するという選択肢もあります。オーエンクラスは、学校の需要と企業の要望とを合致させ、先生と一緒に教材を作りこみ、先生に授業を実施してもらうことができるサービスです。一度検討してみてはいかがでしょうか。




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