株式会社スフレ

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株式会社スフレに社名変更しました

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株式会社C-GRAT 改め 株式会社スフレ

【事例あり】CSRとは?採用や広報で活かすための基本と活用術

近年、企業の社会的責任(CSR)活動の重要性はますます高まっています。CSR活動は、消費者やステークホルダーへの企業のブランディングにとどまらず、採用活動にも大きな影響を与えることができます。特に若い世代(主にZ世代)は、企業の社会貢献や働き方も重視しているため、就職活動の際にも企業のCSR活動に関心を寄せています。
本記事では、採用や広報の発信内容に悩んでいる方々に向けて、採用や広報で活かすことができるCSRの基本と実践ポイントについてご紹介します。

CSRとは?なぜいま重要なのか

CSRとは、企業が自社の事業活動を通じて社会や環境に対して責任を持ち、貢献する取り組みのことを指します。具体的には、環境保護活動や地域社会への貢献、従業員の労働環境の改善、透明性のある経営などが含まれます。これらの取り組みは、企業のブランドイメージの向上に寄与し、顧客やステークホルダーからの信頼を得るために非常に重要です。顧客やステークホルダーから支持されることで、企業の成長につながります。

また、採用活動においてもCSR活動が求職者の企業選択に影響を与える要素となっています。特に、若い世代は給与や待遇だけではなく、企業の将来性も指標として見る傾向があります。CSR活動を行っている企業は、「社会的な課題への意識が高く持続可能な経営を行っている」と考えられ、安定性や将来性が高いと評価されやすくなります。

CSRに該当する活動と企業にもたらす効果

CSRに該当する活動

  • 環境保護:CO2排出量の削減、再生可能エネルギーの導入、リサイクルの推進など
  • 社会貢献活動:地元の教育支援、貧困層への支援、災害時の寄付活動など
  • 労働環境:従業員の健康や安全、働きやすい環境の提供。また、ダイバーシティの推進、労働時間の適正化、ワークライフバランスの向上などが該当します
  • 倫理的な企業活動:サプライチェーンにおける倫理的な調達や贈収賄路防止など、公正なビジネスを行い企業の透明性を高める活動

CSRがもたらす効果

1.ブランドイメージの向上: 
CSR活動を通じて、消費者からの信頼を得やすくなります。特に、環境や社会問題に配慮した取り組みや地元の教育支援といった社会貢献活動は、企業のブランド価値を高め、消費者の購買決定にも影響を与えやすいです。

2.人材の確保と定着:
社会貢献や労働環境の改善に積極的な企業の従業員は、仕事に対する意義や満足感を感じやすいため、モチベーション向上や離職率の低減につながります。また、社会課題に対する企業姿勢や、理念、自分の価値観と合うかどうかを重視して就職先を選ぶ「エシカル就活」を行う学生も増えていることから、CSR活動に積極的な企業は人材を引き寄せやすくなります。

3.投資家からの信頼: 
CSR活動が実施されている企業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からも高く評価され、投資家からの信頼を得やすくなります。そのため、持続可能な経営の実現のためにも、CSR活動は不可欠な要素です。

CSR活動を企業の採用・広報で活かすには?

CSR活動を採用活動や広報に活かすことで、企業の魅力を求職者にアピールできます。以下に具体的な方法をご紹介します。

採用ページでのアピール:
採用ページや求人広告で、自社のCSR活動を強調することは、価値観を重視する求職者の関心を引きやすくなります。給与や待遇などの労働環境だけでなく、社会貢献活動への参加意欲を求める求職者には大きなアピールポイントとなります。

社員インタビューや事例紹介:
 CSR活動に参加している社員の声や、企業のCSR活動事例を紹介することは、求職者に企業文化をリアルに伝えることができる手法の1つです。

プレスリリース:
CSR活動を実施した際には、プレスリリースを発行し、メディアを通じて広く発信することが効果的です。メディアに取り上げられることで、社会的責任を果たす企業の姿勢を広くアピールできます。

SNSでの発信:
現在、SNSを活用する企業が増えており、企業のCSR活動をSNSで発信することも効果的です。特に若年層の求職者は、SNSを通じて企業の取り組みや文化を知ることが多いため、SNSを活用した情報発信から広く拡散し、求職者との接点を増やすことができます。

他社の取り組み事例から学ぶCSRの活用術と注意点

成功事例に学ぶCSR活用術

株式会社アース製薬
株式会社アース製薬は、「CSRサステナビリティ推進委員会」や「CSRサステナビリティ推進部」を設置し、環境保護や地域社会への貢献、労働環境の改善を積極的に行っています。
環境に配慮した商品開発、自治体との連携でガーデニングの講習会や社会科見学の受け入れ、多様性を重視した組織風土の醸成など、幅広い視点でのCSR活動を積極的に実施しています。また、そのような取り組みを各ステークホルダーに対し、広告宣伝やウェブサイト、社内報などで積極的に情報発信し、コミュニケーションをとっています。このような取り組みは、環境意識が高い求職者や若年層、キャリアアップを目指す女性など、幅広い求職者へのアピールポイントになります。

株式会社TONEGAWA
株式会社TONEGAWAは、印刷やデザインを中心としたコミュニケーション領域の事業を展開しています。地域に密着した商品販売を通じて得た収益を寄付に充てたり、地域清掃、イベント協賛など、オフィスを構える文京区湯島地域の活性化に寄与することで、全日本印刷工業組合連合会の「CSRワンスター」認証を取得しています。このような外部評価は、CSR活動に積極的な企業であることが求職者にとっても評価されるため、人材を引き寄せやすくなります。

注意点
CSR活動を採用や広報活動に活用する際には、以下の2点を意識することが重要です。
1.偽善的な印象を与えない:
CSR活動はPR活動や表面的なものではなく、企業文化として根付いていることを示す必要があります。そのため、求職者に対しても実際に行われている活動やその成果を伝えることが求められます。企業理念や行動指針に基づきCSR活動が一貫して行われていることを強調し、信頼感を与えることが重要です。
2.継続的な実施:
CSR活動は一過性のものではなく、継続的に行うことが重要です。短期的なPRキャンペーンだけでは、企業の本気度や社会貢献に対する姿勢は伝わりません。長期的な視点で活動を続けることで、企業の信頼性が高まり、その結果として求職者や社会からの評価が向上します。持続的に成果を挙げ、活動の結果を公開することで、企業の透明性を保ちながら企業の社会的責任を果たすことが求められます。

まとめ

CSR活動は企業のブランド力を強化し、採用活動や広報活動にも大きな効果をもたらします。求職者が安定性や将来性を重視する中で、企業の社会的責任を果たす姿勢は、給与や待遇と並ぶ重要な選択基準となります。CSR活動への姿勢や成果を積極的に伝えることで、応募者数の増加や離職率の低減が期待でき、企業の成長につながります。

上記の採用や広報に活かすもう1つの手法としてスフレの応援ノートという手法があります。応援ノートは、学生へ自社のCSR活動を伝えられるだけではなく、実施すること自体が「子どもたちへの教育支援」として1つのCSR活動になります。
また、株式会社スフレでは、専門コンサルタントが効果的な発信内容や、自社ですでに行っている広報活動との連携などを含め効果的な戦略をご提案します。「採用や広報活動で何を発信すべきか具体策が分からない」「学生に自社の魅力を効果的に発信する方法が分からない」などの課題をお持ちの担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。

株式会社スフレ
TEL:03-4530-3746(平日10:00-18:00)
メール:[email protected]
お問い合わせフォーム:https://sfre.co.jp/contact_us/

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